新华社日本专线
以《河北省安国市“千年药都”将数字化走向国际市场》为题
宣传报道千年药都——安国
【新華社石家荘10月8日】中国河北省安国市(保定市が管轄する県級市)は、かつては祁州(きしゅう)とも呼ばれ、古くから「薬都」の異名を持つ。近年、世界各地で中国の中薬材(中国伝統医薬の原料となる生薬)への需要が伸びており、安国市は中薬材取引専門市場を設立して、中薬関連産業チェーン全体の構造転換と高度化を継続的に推進している。
同省の保定検験検疫局安国弁事処(事務所)の責任者によると、安国市の中薬材輸出額は2017年に過去最高を記録し、同事務所が検査と検疫を実施した輸出向け中薬材は年間1393ロット、1万2947.2トン、金額は7735万4600ドル(1ドル=約107円)に達し、それぞれ前年比21.98%、9.23%、8.8%増加したという。輸出先は日本や韓国のほか、遠くドイツやカナダ、米国など80余りの国・地域に及んでいる。
年にわたり、国際的に公認され受け入れられる品質管理基準や、明確な有効成分含有量、標準化された検査・測定方法がなかったことが、薬の安定性と均一性確保を困難にし、中薬の国際的な発展を制約してきた。「安国デジタル中薬都」の建設は、これらの問題を効果的に解決し、中薬の国際化と標準化をさらに推し進める力になっている。
安国デジタル中薬都の取引大ホールでは、企業各社の店先に2次元バーコードが貼り出されている。購入者はバーコードをスキャンすることで、その店が販売する薬についての第三者による検査報告を確認できる。報告内容には薬の産地、二酸化硫黄の残留量、農薬残留量、重金属や有害元素の含有量などの情報が含まれる。
安国デジタル中薬都の取引大ホールに入居している一部企業については、中薬の収穫時期や収穫ロット、加工企業情報、暫定的抜き取り検査情報などがまとめられて、購入者はより詳細な薬材の生産履歴情報の確認が可能になっている。こうして企業の産業チェーン全体にわたるトレーサビリティーを実現するとともに、ネット上の中薬材ホールの構築も進めている。
安国市を含む中国各地の中薬材市場はいずれも、中薬材や煎じ薬用に細かくカットした生薬の輸出に力を入れている。中薬産業チェーンの川上の品質管理デジタル化を強化することは、中医薬業界が中国国内の各関連産業と連携して国際市場に進出する上で、力強い支えになる。(記者/秦婧)
根据河北保定检验检疫局安国办事处相关负责人介绍,安国市中药材出口规模于2017年达到高峰,2017年该办共检验检疫出口中药材1393批,12947.2吨,货值7735.46万美元,同比分别增长21.98%、9.23%和8.8%。安国的中药材远销韩国、日本、德国、加拿大、美国等80多个国家和地区。
多年来,大多数中药制剂缺乏被国际公认和接受的的质量管理标准和明确的有效成分含量、规范的检查方法,难以达到药物的稳定性和均匀性,因此,中医药的国际发展受到了制约。
安国数字中药都的建立,有效解决了这些问题,带头实现中医药全产业链转型升级,成为进一步推动中药国际化、标准化的重要力量。
在安国数字中药都交易大厅,每个商家的门前都贴有一个二维码。购买者通过扫描该二维码就可以查看该店在售中药材的第三方检测报告。内容包含药品产地、二氧化硫残留量、农药残留量,重金属及有害元素的含量等信息。
安国数字中药都的交易大厅入驻的部分企业的中药材采收时间、采收批次、加工企业信息、初步抽检信息被整合,购买者可以确认更详细的药材来源信息,这样就实现中药材企业全产业链可追溯。
与此同时,网络上的中药材大厅也在进一步建设。
安国市以及中国各地的中药材市场以及中药类企业,正在努力促进中药产业国际化发展。中医药产业加强上游数字化质量管理,这意味着中医药在中国国内联动各相关产业,在联合进军国际市场上有了强大的支撑力量。(新华社石家庄分社记者/秦婧)